これでスッキリ!「梅雨の体調不良」を乗り切る方法
「梅雨に入るとなんだか体がだるくて、調子悪いな…」なんてことありませんか?
今回はそんな梅雨時の体調不良についてです。
みなさんこんにちは。管理人のジローニです。
今年も梅雨シーズンに入りつつありますね。毎年このシーズンになると「体がだるくて…」「気分が落ち込む」「頭痛がつらい」など原因のわからない体の不調が起こりやすくなります。実際この時期、薬局に来られる患者様でもそのような訴えをされる方も増えてきます。
この誰もが嫌う「じめ~」っとした季節を乗り切るためにどんなことをしたら良いのかお伝えしたいと思います。
なぜ梅雨になると体調不良になるのか?
「梅雨が好き」という方はほとんどいないと思います。そんな梅雨に体調不良が起きやすくなる原因としては長雨による「湿度と気圧」が関係していると考えられます。それが原因でむくみ、頭痛やめまい、体がだるいなど不快な症状が出てくることがあります。時には気分の落ち込みや気力の低下まで起きることもあり、単なる体調不良では片づけられないこともあります。
どんな症状がでるの?
ここで梅雨に起きやすい症状をチェックしてみましょう。
- 体がむくむ
- 体が重くてだるい
- 頭が痛い、重い
- めまい
- 食欲が出ない
- 下痢をする
- 首や関節の痛み
など、どれも不快な症状ばかり。みなさんはいくつ当てはまりましたか?
原因は必要以上の湿度と体内時計
成人では体の約60~65%が「水」で出来ています。その10%が失われただけで死亡してしまうこともあります。つまり体にとって水分は必要不可欠なのですが、過剰な水分はかえって悪影響を及ぼしてしまいます。
梅雨では1~1ヶ月半の間ずっと雨が続きます。太陽の光を浴びる時間も少なくなるため体内時計もずれてしまい、体のだるさがでてしまうのです。
梅雨ってどうしてあるの?
実は、梅雨と呼ばれるのは東アジアにしか存在しません。
「えー、じゃあ海外って日本みたいに雨が続くことってないんだ」って思う方もいると思いますが、世界中には「雨季」と呼ばれるものが存在します。ただ、梅雨のようにずっと雨が降り続くのではなく、スコールのように急に降り出すタイプの雨で、雨が上がればまた青空になるようです。
梅雨の原因は「梅雨前線」です。それが日本列島を広くおおうことで一日中雨が降り続くぐずついた天気になるのです。ただ、この梅雨前線から外れる北海道や小笠原諸島などは梅雨の影響をあまり受けることは無いようです。
梅雨の時期を乗り切るには…
このじめじめ、不快な梅雨の時期を乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか?
- 湿度のコントロール
- 自律神経を整える
- 規則正しい生活
除湿器やエアコンのドライモードを使用することで、湿度を50%前後にコントロールすることができます。ただし、エアコンを使用するときは室温を下げすぎるとかえって体調が悪くなってしまうので気を付けてください。
また、晴れた日には窓を開け家の中の湿気を追い出すようにしましょう。
気温や湿度、気圧の変化に体が追い付かず、自律神経が乱れてしまい体の不調が起きてしまいます。若い方だと風呂につからずシャワーだけという方も多いのではないでしょうか。この季節だからこそじっくりと湯船につかり汗をかくことで、自律神経のバランスを整えることができます。
好みの入浴剤を使うことで更なるリラックス効果も期待できますが、時にはリッチに「こだわりの入浴剤」を使ってみるのもおススメです!
最後にしっかり睡眠をとり、バランスの良い食事を摂るなど規則正しい生活を送るようにしましょう。質の良い睡眠をとることで、体をやすめ明日への活力を補うことができます。ただ、現在のストレス社会ではなかなか寝付けなかったり、質の良い睡眠を取ることはなかなか難しくなっていると思います。
「病院には行きたくない…」「睡眠薬ってボケるんでしょ?」そんな不安をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。そんな時はサプリメントを活用するのも良いと思います。睡眠に関係するホルモンを整えることで、睡眠薬とは異なる自然な眠りを導いてくれます。
そしてもう一つ重要なのが「朝日を浴びる」ことです。梅雨の間はずっと曇り空が続くため、朝日を浴びることもなかなかありません。そのため体が「朝が来た!」とならないのです。まるで朝日が昇るかのように、光で起こしてくれる目覚ましもあるようなのでそれを活用することで、気持ちよく目覚めることができるのではないでしょうか。
以上、梅雨の体調不良を乗り切るためにどうしたらいいのかでした。
出来るものからでも試してみるのはいかがでしょうか?少しでも不快な梅雨の季節を乗り切るお手伝いができたら嬉しいです。